💬 雑談
知らないまま、恋をしていた 第6話
ゲスト·
#小説部#花#しらこい
こんちゃー!花だよ〜!しらこい第6話!
これは夢小説…?とにかくフィクションです!
そういうのが苦手な方はご遠慮ください…!
それじゃ、StaRt〜!!!
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【気づくのは、ひとりだけ】
〜美祢Side〜
最近、若井さんと話すことが増えた。
仕事の話だけじゃない。
くだらない話をしたり、
ちょっとしたことで笑ったり。
前よりも、
少しだけ距離が近くなった気がする。
美祢「……あれ?」
資料を抱えて歩いていると、
一枚だけ床に落ちた。
拾おうとしゃがんだ、そのとき。
滉斗「これ?」
美祢「あ、はい!」
滉斗「落ちてたよ」
美祢「ありがとうございます!」
滉斗「気をつけてね。結構持ってるじゃん」
美祢「大丈夫ですよ〜」
滉斗「いや、持つよ」
美祢「え、でも……」
滉斗「いいからw」
そう言って、
滉斗は美祢が持っていた資料の半分を受け取った。
美祢「ありがとうございます。助かります!」
滉斗「うん」
美祢「若井さん、最近優しいですねw」
滉斗「最近?」
美祢「なんか前より手伝ってくれる気がします」
滉斗「……そう?」
美祢「はい!」
滉斗「そっか」
美祢「?」
滉斗「いや、なんでもないw」
美祢「まただw」
滉斗「w」
美祢には、
その意味が分からなかった。
ただ。
最近、若井さんといると、
自然に笑っている気がする。
それくらいだった。
〜元貴Side〜
少し離れたところから、
元貴は2人を見ていた。
滉斗が資料を持っている。
美祢は何も気にせず、
隣を歩いている。
元貴「……」
たぶん、
他の人が見ても分からない。
ほんの少し手伝っただけ。
それだけのこと。
でも。
元貴には分かった。
滉斗が、
わざわざ美祢のところに来たこと。
美祢が困っているのを見て、
すぐに動いたこと。
そして何より。
美祢に「最近優しい」と言われたときの、
あの嬉しそうな顔。
元貴「……そっか」
小さく呟く。
あの日。
滉斗が自分の気持ちに気づいたことを、
元貴は知らない。
それでも、
もう十分だった。
分かってしまった。
――滉斗は、本気なんだ。
元貴「……俺より、ずっと近いな」
美祢の隣には、
昔から自分がいた。
幼馴染だから。
何でも話せるから。
誰よりも美祢を知っているつもりだった。
でも。
「幼馴染」という距離は、
思っていたよりずっと遠いのかもしれない。
美祢「もっくん!」
突然、名前を呼ばれる。
元貴「ん?」
美祢「今日一緒に帰る?」
元貴「……うん」
美祢「よかった!」
いつもの笑顔。
元貴「……美祢」
美祢「なに?」
元貴「いや、なんでもない」
美祢「またそれ?w」
元貴「w」
笑いながら、
美祢の隣を歩く。
いつもと変わらない。
それなのに。
元貴の中では、
少しずつ何かが変わっていた。
――もう、気づかないふりはできない。
滉斗が美祢を想っている。
そして。
美祢がいつか、
その気持ちに気づくかもしれない。
だったら。
元貴「……俺は」
誰にも聞こえない声で呟く。
元貴「……もう、邪魔しないほうがいいのかな」
胸の奥が痛む。
それでも。
美祢が幸せになれるなら。
それでいい。
そう思えるくらいには、
美祢のことが大切だった。
〜美祢Side〜
帰り道。
美祢「今日、若井さんに資料持ってもらっちゃった」
元貴「うん」
美祢「優しいよね〜」
元貴「……うん」
美祢「もっくん?」
元貴「ん?」
美祢「なんか今日、静かじゃない?」
元貴「そう?」
美祢「うん」
元貴「……ちょっと疲れてるだけ」
美祢「そっか。大丈夫?」
元貴「大丈夫だよ」
美祢「ならよかった!」
また笑う。
元貴も笑った。
美祢は知らない。
その笑顔を見ながら、
元貴がひとつの決意を固め始めていることを。
ーーそして。
その決意が、
いつか3人の関係を大きく動かしていくことも。
まだ、誰も知らない。
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はい!どうでしたか〜???ここ結構お気に入りw自分で書いたけどね☆
次もお楽しみに〜!✨️
感想・考察・アドバイスなどお待ちしてます💕たくさんコメしてくれると、モチベ上がりますwリアクションだけでも!いつもコメしてくれる人ありがと✬
それじゃ、ばいちゃ〜!
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