💬 雑談
小説部 『足りない』4 再才裁
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#小説部#足りない
どもどもども〜!みねだよ!!
3で、色々ありましたね!笑ひろぱは写真を撮るのは好きなので、動画もとるセンスありそうだなってこの話を入れたんですけど、かなり物語の核心に触れてきましたね〜!!
一体、いつ、どこで、何があったのでしょう?
そのことを考えながら、この話を読んでいただけると嬉しいです✨
※この物語はフィクションです。
作中に登場する人物名・団体名などは実在するものを使用していますが、ストーリー・設定・出来事はすべて創作です。実在の人物・団体・事実とは一切関係ありません。
また、本作品には事件や犯罪を題材とした表現、心理的に重い描写が含まれます。あらかじめご了承ください。
4 再才裁
6月9日
僕は犯人だ。あの日の出来事を隠せば、すべては丸く収まるのかも知れない。
「若井さん…連絡も来てないのに来ないなんて、珍しいですね」
マネージャーの鈴木さんはこの状態に不思議そうにしている。悪意のない真っ直ぐな目で僕を見る。彼女にとっては、ただ僕の考えを聞いただけなのだろう。でも僕には、その真っ直ぐな視線が、胸の奥を容赦なく抉る刃のように思えた。
「大森さん?どうしましたか?」
「あ、いや……僕も連絡来てないので、ちょっと、分からないですね…」
僕がやってしまった過失は、もう取り返せない。
もし話せば。全部終わる。積み上げてきたものも。歌も。音楽も。だから、口を閉ざした。もう黙るしかない。
「うーん、どうしたものか…藤澤さんは何か知ってることとかありませんでしたか?」
「……」
涼ちゃんも、なぜか黙っていた。ただ、机を見つめたまま動かない。
「藤澤さんもどうしたんですか?」
「あの。ちょっと考えていただけなので…なんでもないです……」
「考えていた?」
「……昨日のことを。」
涼ちゃんはすぐに首を横へ振った。
「……すみません。なんでもないです。」
6月13日
⚠️ここからは第2話「知らない、居ない」の続きです!まだ見ていない方は、絶対に先に第2話を読んでください!
「ありがとうございました〜!」
インタビュアーの明るい声がスタジオに響く。照明が落とされ、カメラの電源が切られる。スタッフたちは「お疲れさまでした」と笑顔で挨拶を交わし、それぞれの持ち場へ戻っていく。
僕も小さく頭を下げた。
「ありがとうございました」
そう言って笑った。笑えていたのかは、自分でも分からなかった。
控室へ向かう廊下を歩く。一歩、また一歩。足音だけがやけに大きく響いていた。
その時だった。
「元貴。」
後ろから声がした。振り返らなくても分かる。この声を、聞き間違えるはずがない
「……なんで、涼ちゃんがいるの」
「スケジュール見てきた。今日は雑誌のインタビューだったんでしょ?」
いつもは穏やかに笑ってくれる彼の瞳に、今日は光が無かった。
「……昨日、話し合えなかったじゃん。だから今日…」
「ごめん。今日も無理だから」
涼ちゃんに申し訳なさはあった。それでも、今の僕には彼の優しささえ怖かった。
「じゃ。なんかごめんね?こんなところまで来てもらって」
そういって僕は控室に行こうと彼から離れようとした。でも、その足は少し震えてしまっていた。
恐かった。誰にも言えない秘密を抱えたまま、何事もなかったように生きていくことが。そして、その秘密に触れようとする人が近くにいることが。
涼ちゃんはまだその場で下を向いて俯いているまま。少し罪悪感を覚えながら控室に入ろうとしたその瞬間。
彼は勢いよく顔を上げ、僕の方を向いた。
「今日も逃げるの?」
その一言だけで、体が止まった。振り返ることができない。廊下に流れる空調の音だけが、やけに大きく聞こえた。
涼ちゃんはゆっくりと一歩近づく。
「昨日から、ずっとおかしいと思ってた」
その声は責めるようなものじゃない。確かめようとしているだけだった。
「みんなは『連絡がつかない』って言ってる。でも元貴だけ違う」
言葉が喉に詰まる。
「探そうともしない。心配してるようにも見えない」
僕は拳を強く握った。
「まるで__」
「……やめて」
自分でも驚くほど小さな声だった。涼ちゃんはしばらく黙って僕を見つめる。
そして静かに息を吐いた。
「……何を隠してるの?」
僕は、ゆっくりと涼ちゃんの方に顔を向けた。
「…このことは、誰にも言わないで欲しい_____」
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