【楽曲紹介】Soranji

2024年5月16日2024年5月28日

【MV】楽曲紹介

2022年11月2日公開　2022年11月9日(水)リリース
映画『ラーゲリより愛を込めて』主題歌

美しいストリングスと神秘的なコーラスを背景に、「生きていたい」「生きていてほしい」という切実で根源的なメッセージが選び抜かれたシンプルな言葉で綴られた、とても個人的で内省的なバラード。本楽曲の制作過程では、ほとんどメンバー間のディスカッションはなく、それぞれの感性に任せる形でアレンジが進んでいったという。本楽曲を作詞作曲したボーカル・大森元貴は、「生きる事への探究、深淵に触れるようなただならぬ感覚でなんとか制作することが出来ました。皆様自身が歩んできた人生に、必ずどこかしらでリンクできる、寄り添える作品を作れたのではないかと思っております」とコメントしている。タイトル「Soranji」は、「見なくても言える」という意味の日本語「諳そらんじる」から受けたインスピレーションを映画とリンクさせた、と前述の舞台挨拶で語った。本楽曲はリリースに先立ち、10月18日に先行ストリーミング配信が開始された。また、10月31日・11月1日に公開された2本のティーザー映像ののち、11月2日21時にミュージックビデオが公式YouTubeチャンネルでプレミア公開された。ミュージックビデオは、「Music Video Planning Director」としてクレジットされている大森が企画原案を担当し、映像監督の瀬里義治とともに全面的にディレクション、トータルプロデュースを行った。12月22日には、リリックビデオが公開された。大森により書かれた手書きの歌詞と静謐な世界観を想起させる映像が、改めてその歌詞の世界に浸ることができるものとなっている。(ウィキペディア参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Soranji

Soranji制作秘話
大森元貴、主題歌制作は極限状態「『Soranji』は難産ですね～」と話した大森に「どれぐらいだったの？」と尋ねた二宮。「いや～もうだからそこらへんもう記憶飛んでますもんね。極限状態の中で見出す希望みたいなことがとってもキーになると思ったので、これ僕極限状態になんなきゃって思ったんですよね。すごい集中力を保つために、食事も水も摂らず部屋を真っ暗にし、もうだから修行ですよね」と返答し、同映画の環境に近づけて作っていたことを説明。「僕5キロくらい痩せてるんですよ、『Soranji』書いて」と続け、過酷な状態であったことを明かした。

インタビュー記事
https://natalie.mu/music/pp/mrsgreenapple03

https://ongakutohito.com/2022/12/09/mrs-green-apple-interview/

と、『Soranji』って、大森さんご自身が制作の苦労を語られていましたが、映画の状況に近づけるというか、共感するために極限に追い込んでの制作…すごすぎます。
でも、だからこそ歌詞の一つ一つが響きますし、冒頭のサビから心にグサッと刺さってきます。
この曲、ご自身でも話していましたが、幅広い年齢層の方に響くポテンシャルがありますよね。

もう何度聞いても身体がジーンとなる位に歌詞もメロディーも大好きなんですが、特に好きな歌詞がこちらです。

この世が終わるその日に明日の予定を立てようそうやって生きて、生きてみよう。

この世が終わる…自分の命が絶えるその日。位になるでしょうか。そんな日に「明日の予定を立てる。」
希望は最期まで絶対に棄てない、棄ててはいけない。そうやって生きてみよう…。
もうこの歌詞に何度も涙してしまいます。
映画のタイアップですし、『ラーゲリより愛を込めて』が第二次世界大戦終了後の60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所（ラーゲリ）に不当に抑留され捕虜にされていた話なので、この曲の想いと内容が完全にリンクするのはもちろんですが、映画と切り離して聴いても「生きる希望」をもらえる楽曲ですし、辛い状況にいる方に寄り添ってくれる曲だと思います。

・ミセスLOCKS！【Soranji】
https://www.tfm.co.jp/lock/mrsgreenapple/index.php?itemid=19788&catid=118

https://www.tfm.co.jp/lock/mrsgreenapple/index.php?itemid=20049&catid=118